農業共済新聞

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2022.06.01 農業共済新聞(5月)を更新しました。

備えて安心 園芸施設共済
リスクヘッジで栽培に注力
徳島県阿南市  安田 均さん

_洋ラン農家の父の後を継ぐため、2010年に東京から徳島へUターンし、シンビジウムの栽培を始めました。
_洋ランは繊細な花なので、最初はいろいろな困難がありましたが、中でも悩まされたのが自然災害によるハウスの被害です。地理的に強い雨風を受けることが多く、ハウスの倒壊や水没などを経験しました。ひどいときには、水没したハウスの中を魚が泳いでいることがありました。
_経営のためには、販売収入の安定のほかに、ハウスなどの損失に対する補てんも必要だと考え、19年に園芸施設共済への加入を決めました。
_現在はハウス25棟で、3年から4年かけて育てた切り花を、毎年6万本ほど出荷しています。施設の規模が大きいため、被害に対する不安は常につきまといます。
_夏季は洋ランを鉢ごと高冷地に移し、暑さから遠ざけて育てる「山上げ栽培」をするため、移動先にもハウスが必要になります。山上げ栽培のハウスは標高900㍍にあるため、強風や冬の雪害などの心配がつきものでしたが、共済加入後はそうした不安が解消されたように感じます。リスクヘッジを取ったことで、安心して栽培に励めるようになりました。
_先輩農家に助けられた経験から、経営には周囲との情報共有や助け合いも重要だと考えています。最近は県内の若手の洋ラン栽培農家が集まった青年倶楽部が、台風への対策案や農業保険のような公的な補償制度の情報を、メーリングリストを通じて共有するなど、横のつながりを強めています。
_農家の経営努力では避けられない部分は、農業保険の力を借りつつ、知恵や経験を寄せ合って、徳島県のシンビジウム産地としてのブランド力を強化していくとともに、お世話になった仲間に恩返しをしていきたいです。


「出荷できるようになるまでに3、4年かかるので、はらはらする場面がたくさんあります」と安田さん

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