農業共済新聞(4月)を更新しました。

農業共済新聞(4月)を更新しました。

園芸施設共済+収入保険
生産安定へ確かな備え
佐那河内村 河原重雄さん
_佐那河内村で菌床シイタケ23㌃を栽培する河原重雄さんの栽培用ハウスは、傾斜地に建っているため、台風や地震による土砂崩れで倒壊する懸念があることから、園芸施設共済に加入している。
_「最近は予想もできないような異常気象が全国どこで起きてもおかしくない状況。生産安定のために導入したヒートポンプエアコンが、異常気象に耐え切れず故障したことがある」と、付帯施設を追加加入した理由について話す。
_シイタケはほかの野菜に比べて収量が安定し、収入が大きく減少した経験はなかったが、2021年の夏以降、気温の高い状態が続き、生産量が例年の半分以下に落ち込んだ。
_収入保険にも加入していた河原さんは「想定外の収入減少を補償してくれた。万が一の備えにと加入していたが、安心できる営農・生活の安定につながった」と話す。

ハウス内でシイタケの生育を確認する河原さん