* 「おいしいイチゴを作るため、日々の努力は欠かせません」と話すのは、阿南市那賀川町でビニールハウスでイチゴの土耕栽培に取り組む大喜敏憲さんと賀代子さん夫妻。
* 地元の川北イチゴ部会の代表を務めている賀代子さんは、地域の品質向上に気を配っている。「部会のみなさんと情報交換をすることが大事。育苗の段階での病気の対策方法や病気になってしまったときの対応などの情報を共有しています。そうすることで地域全体の品質向上につながっています」と賀代子さん。
* 2017年からは、規定より大きいサイズの枝付きのイチゴを、緩衝材を使って梱包して販売するなど、さまざまな工夫をしている。息子の正彦さんと幸子さん夫妻が作業を手伝っていることもあり、規模拡大について話し合っているという。
* 敏憲さんは「新しいことに挑戦するのは大変だが、多くの人に川北イチゴのおいしさを知ってもらいたい」と話してくれた。
写真説明=一番果最後の収穫をする大喜さん夫妻と正彦さん