〈特集〉不測の事態に備え建物総合共済に加入を

〈特集〉不測の事態に備え建物総合共済に加入を

落石で屋根・壁が破損 日頃の対策を強化

* 2005年の台風では、近所の家が丸ごと土石流に巻き込まれるという災害がありました。また、家の近くには谷があり、台風のたびにひやひやしています。そのようなことから、総合共済に加入していました。
* 今年7月1日の朝7時前のことです。朝食を食べていると、「バリ、ドスン」というものすごく大きな音が聞こえました。何事かと思い、音が聞こえたすぐ隣の部屋の外を見に行くと、大きな石が落ちていました。見ると、屋根と雨どい、壁の一部が破損していました。すぐにNOSAIへ電話をすると、その日のうちに事故状況の確認に来てくれたので安心しました。
* 石は2㌧ほどの重さがあり、裏の山の斜面50㍍ほど上から、茶畑などを乗り越えて落ちてきたようです。現場には、いまだに落石と同じくらいの安定していない石があり、自治体が対応してくれることになっていますが、自分でもワイヤを張りめぐらせて対処しています。ほかの場所でも、大きな石があったらその前方に穴を掘り、何かあったらその穴に落ちるようにという対策をしています。
* NOSAIからはひと月とたたないうちに共済金が支払われ、ありがたく思っています。昔と違って今は自然災害の頻度や程度が高くなっているように思うので、こうした自然災害を対象とした保険があるのはありがたいです。

写真説明1=尾茂谷さん
写真説明2=被災当日に尾茂谷さん方で事故状況を確認するNOSAI職員