*「毎月1回火曜日に地元住民センターに集まり、地元の旬の食材を使って料理、試食をして楽しんでいます」と話す阿南市福井町の美間敏子さん。地元の農家の女性メンバー10人で2年前から活動している。
* 食材のほとんどは自家栽培のもので、「みんなで料理をすると人それぞれやり方が違って、こうしたほうがいいなと勉強になることもあります。これからも続けていきたいですね」と話してくれた。
●たけのこごはん(約10人分)
◆材料=米5合、タケノコ400㌘、油揚げ2枚、ニンジン1本、調味料(白だし大さじ5、和風だしのもと小さじ1強、酒・みりん・しょうゆ・各大さじ3)
◆作り方
〈1〉タケノコ、ニンジン、油揚げは食べやすい大きさに切る。
〈2〉炊飯器に米と調味料を入れ、目盛りまで水を入れて〈1〉で切った具材をのせて炊く。
●木の芽あえ(約10人分)
◆材料=タケノコ200㌘、木の芽10枚、調味料A(だし汁2分の1カップ、薄口しょうゆ小さじ1、みりん小さじ1)、調味料B(白みそ50㌘、砂糖大さじ1、酒大さじ1、みりん小さじ1)
◆作り方
〈1〉調味料Aでゆでたタケノコを5分ぐらい煮て冷まし、好みの大きさに切る。
〈2〉調味料Bを混ぜ、弱火で温めながらつやが出るまで煮る。
〈3〉木の芽はすり鉢ですり、冷ました〈2〉を入れてよく混ぜ、タケノコを入れてあえる。
写真説明1=たけのこごはんと木の芽あえ
写真説明2=「福井町はタケノコの産地で、これからが旬。タケノコは水からゆでるとアクが抜けますよ」と話す美間さん(前列右)とメンバー