・ブドウ栽培と養蜂で阿波の魅力発信

・ブドウ栽培と養蜂で阿波の魅力発信

*阿波市の地域おこし協力隊「おおげつひめプロジェクト」に2018年4月から参加する丸岡初美さんと井本加奈子さんは、夢の実現に向けて前向きに取り組んでいる。
*丸岡さんは三好市東みよし町の出身。都市で企業の一員として働くより手に職をつけたいと、同市土成町の御所農園でブドウ栽培の技術を学んでいる。
*「作業は年1回ずつしか挑戦できないので、流れを覚えて味や品質を落とさないようにしたい。ブドウの成長が日々目に見えることが楽しくて、苦になることはありません」
*愛知県半田市出身の井本さんは、農業に携わるのは初めてだが、自然が大好きで挑戦することを決めた。同市阿波町の影山養蜂研究所で養蜂技術を学び、将来はそのまま移住して養蜂で生計を立てたいという。
「天敵のスズメバチ、巣箱に湧くダニ対策も、自分なりに調べて試してみています。いつか蜂蜜加工品にも挑戦してみたいです」
*2人は阿波市や農業の魅力をSNS(会員制交流サイト)で発信している。「農業に従事する女性を積極的に求めていたこの協力隊に出合えて良かった」と笑顔で話してくれた。

*写真説明 左=「何もかも初めてで新鮮です」と丸岡さん
*写真説明 右=「蜂が元気だとうれしい」と井本さん