池上宏樹さん 徳島県阿波市
――就農のために北海道から戻られたそうですが?
_家族で地元徳島に戻ってきて7年になります。北海道の大学院を卒業後、そのまま北海道で高校教諭の職に就いていました。阿寒湖のそばにある雌阿寒岳を中心にして6年ほど地層を計測したり、石の成分を調べるなどの火山の研究もしていました。
――たくさんの趣味をお持ちだそうですが?
_北海道では、ウイスキーで有名な余市に週2回通いながら、一時は300本ほど常備していました。バイクは10代から今までに7台を乗り継ぎ、現在は希少車であるスズキ「イナズマ400」とホンダ「CL400」の2台を所有しています。
あと、星空などの風景写真を撮るのが好きで、カメラはフィルム・デジタル共に所有していて、ライカやコンタックスといった今では珍しいレンズも複数所有しています。高校教諭時代は空手部の顧問をしていたので、市の広報誌で見た沖縄剛柔流空手道場に「小学生の娘の護身に」と4年ほど前から親子で通っています。
――池上さんにとって趣味とは?
_人との出会いの数だけ趣味が増えていきました。多くの趣味を続ける中で、人と語り合うことの大切さに気付けました。農業は土や植物と会話をする意識が大切ですが、人との会話も大切にしたいです。忙しい日々の中で続けているこれらの趣味を継続していくことが目標です。
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