万能野菜・青パパイアをPR 食べて健康増進

万能野菜・青パパイアをPR 食べて健康増進

 

_パパイアと聞いて思い浮かべるのは完熟した南国のフルーツだが、未成熟の青パパイアは世界的に野菜として扱われている。
_「ここいらでは珍しいんよ」と話すのは、約5㌃の畑で青パパイアを80本栽培している吉野川市川島町の阿部廣美さん。野菜の種苗店から勧められたことがきっかけで、青パパイアを栽培して今年で3年目になる。
_「気温が果実の成長に関わるので、天候次第でなかなか難しいんよ」と阿部さん。約2㍍に育った木に、17㌢ほどの大きさに実った青パパイアを丁寧に収穫して出荷する。市場でも好評だ。
_青パパイアは、臭みも嫌味もあまりなく、皮をむいて煮物や焼き物、サラダなど好み次第でどんな料理にも合う。カレーや味噌(みそ)汁に入れるのが、阿部さんのお薦めだ。
_「ここいらの気候では完熟は難しい。青パパイアとして食べれば、酵素の働きで疲れ気味の方やダイエットにも最適。まだまだ知らない人が多いので広めていきたい」と話す。

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写真説明①=パパイアは下から順に花が咲き実がなっていく
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写真説明②=「青パパイアは栄養豊富で、野菜としていろいろな料理に使えます」と阿部さん