アフリカで感じた農業の魅力

アフリカで感じた農業の魅力

_徳島市国府町の河崎雅人さんは大阪府出身で、本格的に就農して今年で2年目になる。
_「アフリカに住んでみたい。就農してみたい」という夢を持っていた河崎さんは2011年、青年海外協力隊に参加。アフリカ南部に位置する人口約1700万人のマラウイ共和国に2年間滞在した。滞在中は主産業の農業に関するボランティアをし、その中で見た農業に魅力を感じたという。
_帰国後、肥料と農薬を使わずに栽培する自然農法を営む県内の農業法人で2年間の研修を積んだ。この時に「自然農法で栽培された野菜を食べて、本当においしいと思ったんです。それで、私もそういったものが作りたい、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思ったんです」という心情から独立。現在は、水稲2㌶をメインに多品目の野菜も栽培している。
_目標について河崎さんは「休日をきちんとつくっていろいろなイベントに参加し、人とのつながりをつくって農業に生かしていきたいです。『みんなの心が豊かになる生活』を目指していけるようになりたいですね」と笑顔で話してくれた。

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写真説明=「一人でも多くの人に自然農法の野菜を食べてほしい」と河崎さん