竹の薬膳料理店「のうき屋米米」 タケノコ産地の新たな魅力を発信

竹の薬膳料理店「のうき屋米米」 タケノコ産地の新たな魅力を発信

_竹は食材、工芸品としても魅力があるんです」と話すのは、地元で取れた食材にペースト状に加工した竹を取り入れた料理を提供する竹の薬膳料理店「のうき屋米米(まいまい)」(阿南市)を経営する西條美恵子さん。
_竹の成分には食物繊維、カリウム、チロシンが豊富で、整腸作用などさまざまな効用がある。「竹の良さを知ってほしい」と、昨年8月に農機具倉庫を改装してオープン。店内には、地元の高校生が作った竹製の防災ランプが飾られている。
_阿南市は県内有数のタケノコの産地で、西條さんは竹林荒廃を防ぐ活動を行うNPO法人竹林再生会議にも参加。「地域と連携を図りながら、阿南市の竹、タケノコを活用した6次産業化の展開に取り組んでいきたい」と目標を話す。
_午前4時30分から開店している「のうき屋米米」は、西條さんと妹の田村八重子さん、谷真美枝さん、義妹の多田加代さんと姪(めい)の中村のぞみさんの5人で切り盛りしている。
▽問い合わせ先=のうき屋米米(阿南市下大野町渡り上り544、℡0884・24・8825)

写真説明上=店は西條さん(左から2人目)ら身内で切り盛りしている
写真説明下=のうき屋米米の外観

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