〈人生楽しく〉再び動かす喜びは格別

〈人生楽しく〉再び動かす喜びは格別

井上 慶昭さん(徳島県徳島市)

――発動機の修理を始めたきっかけは?
_もともと機械いじりが好きで、自宅にあった石油発動機を触っていました。10年ほど前からは、石油発動機ブームも手伝って、いろいろなメーカーの発動機を触るようになりました。一つ一つのパーツや、仕組みの違いを見ることが楽しくて、収集と修理にはまっていき、現在はほぼ製造も流通もされていませんが、手元に集まった発動機は60台を超えています。
――発動機の魅力は?
_ブームだった時は、音の違いなどを楽しむ人が多かったのですが、私にとっての一番の魅力は修理工程です。独学ですが、壊れたり<RUBY CHAR=”錆”,”さ”>びついたりした部品を分解して、再度組み立てて動くようにすることが楽しいです。また、ほかの人が修理できなかったような難しいものに挑戦して、動くようになったときの喜びは格別です。
――工夫されていることは?
_業者に依頼して修理してもらうことはできます。ですが、あえて使えないパーツの代わりを、あるものを自分で加工したり作ったり代用して、お金をかけずに直すことでより愛着がわいてきます。
――自慢はありますか?
_今では、県内外から修理の依頼が入ることもあります。今まで70台ほど修理しましたが、そのすべてが稼働するようになり、まだ故障もしていません。
――これからの目標は?
_出回らない貴重なもの、高価なものも多く、今では動く発動機が少なくなっています。まだ触れたことがない発動機もあるので、これからも新しいものに挑戦してみたいと思います。

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写真説明=「県内外から修理の依頼があります」と話す井上さん