西日本豪雨 爪痕深く

西日本豪雨 爪痕深く

_台風7号や梅雨前線の影響で西日本は強風と記録的な大雨に襲われ、甚大な被害が発生した。四国地区の農業関係の被害は、各県のNOSAI団体が現地確認などに全力を挙げているが、全容は明らかになっていない。今号では各県の被災状況を現地の写真とともに報告する。
_徳島県では、阿南市、阿波市、吉野川市、三好市の水稲に被害が発生した。阿南市で出穂時期を迎えた早期水稲が冠水。白穂の発生も確認している。阿波市、吉野川市の普通期水稲も広範囲に冠水。県西部の三好市山城町では土砂崩れによる土砂流入の被害を確認した。被害戸数、支払見込共済金額は調査中だ。
_園芸施設は、阿南市1戸2棟(チンゲンサイ)、徳島市2戸4棟(花き)、東みよし町1戸1棟(ミニトマト)が強風による被覆材の被害が発生。阿波市では1戸1棟(メロン)が豪雨で施設内が浸水し、施設内農作物への被害が発生した。
_三好市山城町では、上流からの土砂流入で2戸3棟(住宅2棟と納屋1棟)が被害に遭った。
_NOSAI徳島では、加入者からの被害申告および地区担当者の見回り調査などを行い、被害内容の把握に努めている。
_県の発表によると、土砂災害による崖崩れや倒木の被害は、阿南市、徳島市、三好市、鳴門市で15カ所、山腹崩壊は、東みよし町、三好市、那賀町で6カ所となっている(7月11日現在)。20180703
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写真1=広範囲に冠水被害が発生(7月9日、徳島県阿波市)
写真2=土砂が流入した家屋(7月9日、徳島県三好市山城町)

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