常連客から職人へ 自家米でポン菓子作り

常連客から職人へ 自家米でポン菓子作り

_「昔は小松島市内だけでポン菓子職人は10人いた。甘いお菓子がなかった時代は、米を持ってポン菓子屋さんに行くのが楽しみだった」と話すのは、小松島市田野町の岩田善則さん。2017年7月にポン菓子職人としてデビューし、自宅での販売のほか、市内外のイベントで実演販売をしている。
_同市内で唯一のポン菓子職人が同年5月に引退。岩田さんは、もともと常連客として10年以上の付き合いがあり、経営していた木工会社を息子に譲っていたこともあって、後を引き継ぐことに。
_新品の機材を購入し、1カ月間練習に励み技術を習得した。岩田さんは「まさか自分がするとは思ってもみなかった。米を約90㌃耕作しているので材料は十分にある」と話す。
_製造機に米を入れて8分ほど加熱し、バルブを鉄棒でたたくと「ボン」と大きな音がして勢いよくポン菓子がカゴの中に飛び出す。「大きな音に泣き出す子もいるけど、みんな喜んで食べてくれる。『あそこに行けばポン菓子がある』と思ってくれるだけでうれしい。できるだけ続けていきたい」と話してくれた。

20180401

 

 

 

 

 
写真説明=岩田さんはイベント販売のほか毎週金曜日の午前10時から午後4時まで自宅で販売している