ハウスミカン 「地温冷却」し早期出荷

ハウスミカン 「地温冷却」し早期出荷

村上元晴さん
阿南市

「地温冷却」という方法で、ハウスミカンの早出し出荷に取り組む、阿南市桑野町中富の村上元晴さん(73)。10㌃のハウスで「上野早生」を栽培し、通常のハウスミカンより約半月早く収穫する。
通常のハウスミカン2品種と合わせた栽培面積は39㌃。妻の久枝さん(70)と8月上旬まで収穫で忙しい日々が続く。
地温冷却栽培は、7月上旬から9月まで、地中20㌢に埋めたパイプの中に5度に冷却した水を流して地温を15度に管理。樹(き)を通常より早く冬眠状態にすることで、11月上旬に花が満開になる。4月中旬から5月上旬まで収穫が可能だ。
5戸の農家でスタートしたが、高齢化と管理の難しさから現在、同市内で地温冷却栽培を行っているのは村上さんだけ。マルチを3重にする必要があり温度管理も大変なため、今年から15㌃を通常のハウスミカンに転換した。
「管理と収穫期が分散できるので、何とか続けられている。初期投資は必要だったが、結果として今まで夫婦二人でこの規模で続けられたのは、地温冷却を導入したおかげ。年とともに大変だが、体が続く限り頑張りたい」と話している。

写真説明=出荷に忙しい村上さん

2017_05_4

 

 

 

 

 

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