いい物だけ厳選出荷 〓円生でこぽん園

いい物だけ厳選出荷 〓円生でこぽん園

徳島県吉野川市

寄付で地域を応援し、返礼品でその地域の魅力を知ることができる「ふるさと納税」制度。最近では身近な制度となり、地域ならではの返礼品には農産物や農産加工品も多い。今回は、四国各県の魅力的な返礼品とその生産者を紹介する。

【徳島支局】「農業はチャレンジと攻め」との信念で、「〓円生(えんしょう)でこぽん園」(吉野川市鴨島町)を経営する佐藤真佐司さん(55)は、甘味たっぷりでコクのある「不知火(しらぬひ)」を栽培している。
トラックの運転手だった佐藤さんは、一念発起して2000年に山林を購入。半年かけて重機を使って整地し、現在は約1㌶(ハウス0・7㌶、露地0・3㌶)の園地で1200本を栽培する。「これで食えるようになるまで10年以上かかった」と笑い飛ばす。
収穫・出荷作業以外は一人で肥培管理している。中でも一番神経を使い労力をかけるのは施肥と水と温度の管理。ハウス栽培では、昼夜の温度差を一定に保つことで果実のデコが高くなり品質の良いものができる。不知火は収穫から1カ月ほど貯蔵して酸味を抜き、糖度13度以上、酸度1%以下を厳選出荷しており「とくしま2安(あんあん)農産物」にも認証されている。
「いいものを作るのは当たり前、重要なのは販売先です」と業務提携の相談会に積極的に参加し、小売店や加工業者などとのパイプづくりにも余念がない。
同市商工観光課の担当者は「佐藤さんの不知火は当初からのラインナップで、返礼品の中でも特に人気が高くリピーターも多い」と話す。
佐藤さんは今後の目標について「すでに購入した古民家を使って、収穫体験型やお遍路さん向けの民宿をやりたい」と意気込んでいる。
▽ホームページアドレス=http://www.umadeko.com
〓=○の中に円

写真説明=不知火を手に「こだわりは果実のデコの高さ」と佐藤さん
2017_3_3_1 2017_3_3_2

 

 

 

 

 

 

_