酪農にやりがい

酪農にやりがい

「思わないところでけがをしたり病気になったりするので、いつも牛のことを考えています。餌やりや牛舎の掃除、子牛の哺乳に堆肥の袋詰めと、力仕事が多く大変ですが、やりがいはありますね」と話すのは、祖父母、両親と共に乳牛16頭・肥育牛6頭を飼育する那賀町朴野の中川緑恋(りこ)さん(23)。
京都嵯峨芸術大学で日本画を専攻していたが、卒業後、「就職して会社勤めをするより牛を飼育してみたい」と思い帰郷し、家業を手伝っている。
仕事の傍ら、大学で学んだ知識を生かして月1回、同町にある相生ふるさと交流館で、幼稚園から小学生までの子供たちと一緒に絵を描き、動物工作を教えているという。
「子供の頃から動物が大好きで、木で工作したり絵を描くのが好きでしたね。生まれたときから牛が家にいるので、大きいとか怖いとか思わなくて、よく牛の絵を描いていました。この環境で生まれ育ったからかな」と笑顔で話してくれた。

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写真説明=「小さいころから牛は身近な存在でした」と緑恋さん