輝く女性 柚冬庵(ゆとうあん)カフェくるく

輝く女性 柚冬庵(ゆとうあん)カフェくるく

古民家カフェ「くるく」代表
榊野瑞恵さん 那賀町
若者や町外の人との交流拠点

――「くるく」とは?
2013年10月にオープンした、古民家を改装したコミュニティカフェです。来る家と書いて「くるく」と名付けました。毎週金曜日のみ(他の曜日も予約で受け付け)開店です。メニューは地元木頭ならではの食材を使った家庭料理を提供しています。特産のユズを使ったお寿司(すし)、ジャムやデザートも。山間の小さな集落なので、落ち着いて家にいるように感じるカフェです。
――きっかけは?
「木頭ゆず食文化振興協議会」発足に伴い、ユズ料理を食べさせてくれる場所の要望があったのと、空き家がたまたまあったこと。高齢化対策として、お弁当の宅配サービスもできますし、災害の避難場所としても利用してもらいたいと思って。自分の居所であり、地域の拠点として若い人や町外の人との交流の場所が欲しかったのです。
――やってみての感想は?
料理は地域おこし協力隊の2人が手伝ってくれていますが、メニューを考え、食材を調達するのが大変です。宅配弁当の注文数が、日によってばらつきがあるので難しいですね。地域で収穫したお米や野菜を使うことで自給率が上がり、消費量も増えるので栽培意欲にもつながります。結果、農地を休まさずに済み、荒らさないための一役を担っていると感じています。
――今後は?
これからは土日もお店を開けたいです。さらに空き家を民宿にしたり、隣の休耕地を手入れして、花や木を植え、小さなコンサートを開けたらと夢はいっぱい広がります。