農業共済新聞9月4週号

農業共済新聞9月4週号

なると金時 田渕さん000

農業共済新聞 平成27年9月4週号

  鳴門市 田渕政男さん・大樹さん親子

 【徳島支局】これからの季節、ぜひ味わいたいあつあつの焼き芋。鮮やかな紅色の皮の下から現れる、黄金色のホクホクした実――口に運んだ瞬間から、ほろほろととろける甘味に驚く人も多いのが、鳴門市の田渕農園の「なると金時」だ。 「2年前から息子の大樹(22)が手伝ってくれるようになったので、今は毎日教えながら作業をしています」と話す田渕政男(まさお)さん(50)。約300㌃の畑で栽培している。前日に雨が降っていても、次の日には乾いているほど水はけが早く、ミネラルを豊富に含んでいるため、口当たりが良く、つやのある美しい紅色に育つという。 「味・形・色――この三つに特にこだわりを持って育てています。やはり『おいしい』と言ってもらえることが一番うれしいですから。それがやりがいですね」と2人は笑顔で話す。 「一番のお薦めの食べ方は、やはり定番の焼き芋です」と政男さん。なると金時はいろいろな料理に合うため、スイーツから和食、中華まで、レシピの幅が広がりを見せている。 菓子の製造販売企業など、複数の企業に提供しており、「おいしく食べてもらいたい」との願いを込めて、今日も出荷されている。