Vol.2 消費者のことを第一に

Vol.2 消費者のことを第一に

 Vol.2      農業共済新聞四国版 4月22日発行号

阿南市 片山  好勝さん


「農薬をなるべく使わずに育てたいと思っています」と話すのは阿南市吉井町の片山好勝さん(74)。15年前からチンゲンサイ、7年前からはサンチュを栽培している。温度管理など繊細なところまで気を配って育てたチンゲンサイとサンチュは片山さん自慢の野菜。また、チンゲンサイは「エコファーマー」を取得している。
エコファーマーとは、化学肥料・化学農薬の使用を低減し、さらに土作りも行う「環境にやさしい農業」の実践者のこと。片山さんが、常に消費者のことを考えている証しだ。
また、サンチュも農薬をなるべく使わないようにと、決められた少数の農薬だけを使う。「本当はサンチュも農薬を使わずに育てたいのですが、やはり難しいですね」と片山さん。
作り始めて2、3年はほとんど農薬を使っていなかったものの、病気や虫に悩まされるようになり、現在の形になったという。「手のかかる子ほどかわいい」と、毎日サンチュの様子を見る片山さんの顔は、まるでわが子を育てるようだ。
「いつか農薬を使わずに育てられるようになれば。これからも心を込めて育てていきたいです」と笑顔で話してくれた。